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重要文化財 小袖 白綾地秋草模様(部分) 尾形光琳筆

江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵

音声ガイド
AUDIO GUIDE
音声ガイドは鈴木拡樹さん!!
鈴木拡樹さん

俳優の鈴木拡樹さんが、
本展の音声ガイドナビゲーターに決定しました!
きもの姿で多くの舞台作品に
出演されてきた鈴木さんに、
壮大な歴史絵巻を繰り広げる
本展をご案内いただきます。

《 鈴木拡樹さんからのメッセージ 》
きものを着ていた時代の物語を演じることがここ数年増え、きものに愛着が湧き始めていたところ、特別展「きもの KIMONO」の音声ガイドナビゲーターのお話をいただき本当に嬉しく思っています。
僕自身、楽しみながらきものについてより詳しく知ることができたり、さらに勉強できたりする機会となりました。本展は、きものやそれにまつわる歴史を知っていただくのもテーマですが、アートのように楽しんでいただけるものにもなっています。普段きものにふれる機会のない方にも、今回の展覧会でその美しさにふれていただきたいなと思っています。
ナレーションは、展示空間に調和するような形でゆっくり聞いていただけるように、と心がけて取り組みました。僕のナレーションとともに、ご自身のペースで一つ一つの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。
鈴木拡樹さん
PROFILE
1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年ドラマ『風魔の小次郎』(TOKYO MXほか)でデビュー。以降、舞台を中心に、映画やTVなど幅広く活躍の場を広げている。主な出演作に、「2.5次元男子推しTV」MC (WOWOW)、「マリーの知っとこ!ジャポン」(NHK Eテレ)、「映画刀剣乱舞―継承―」、劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season 月、舞台「刀剣乱舞」シリーズ、舞台「No.9-不滅の旋律-」など。
【音声ガイド情報】
〈ナビゲーター〉
鈴木拡樹(俳優)
〈内容〉
鈴木拡樹さんによる展覧会紹介、
本展広報大使IKKOさんによるボーナストラック、
女性ナレーターによる作品解説
〈貸出価格〉
1台600円(税込)
〈監修〉
東京国立博物館
〈企画制作〉
朝日新聞社、テレビ朝日、アートアンドパート
きものにまつわるこぼれ話を鈴木拡樹さんに朗読していただきました!

第1回「着付ける衣服―きもの」

 

第2回「呉服屋の息子―尾形光琳デザインの小袖」

 

第3回「見返り美人図―元禄の最新ファッション」

 

※この「こぼれ話」は本サイト限定公開です。本展会場では音声ガイドをお楽しみください。

鈴木拡樹さんスペシャルインタビュー
Part.1

Q:音声ガイドの中で、鈴木さんが心がけたことがあれば教えてください。

人が語っているような部分は感情をのせた口調にし、ト書き(台本で背景や場面を説明するところ)のように聞いていただきたいところは、感情をあまりのせずに読むように心がけました。朗読のトラックでは、色々な口調を使い分けて読ませていただきました。間の取り方など変化をつけた箇所もあり、そういったことにも気づいていただけたら嬉しいです。

鈴木拡樹さん

Q:本展の出品作品の中で、好きな作品、実際に着てみたい作品はありますか?

800年以上の歴史を経て、現代に制作された岡本太郎原案のきものはアートという感じで素晴らしいと感じています。かつては下着として着てきたきものが現代では特別な衣装となっています。TAROきものは成人式で着ていたらものすごく目立つでしょうね。特別なものでもあるけれど、今でも身近に感じられるものでもあります。特別なものという意識も、展覧会を見ていただければ変わるのではないでしょうか。

TAROきもの
TAROきもの 岡本太郎おかもとたろう原案
昭和49年頃(1974頃)
東京・岡本太郎記念館蔵
撮影:堤 勝雄

Q:本展では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった武将の衣装も展示します。鈴木さんはどの武将の衣装がお好みですか?

出演作品のなかで信長が登場することが多かったので、やはり「陣羽織 黒鳥毛揚羽蝶模様 織田信長所用」が気になります。400年以上前の衣装が残っているなんて、写真を見るだけでも感動しますね。実物も見てみたいです。

陣羽織 黒鳥毛揚羽蝶模様 織田信長所用
陣羽織じんばおり 黒鳥毛揚羽蝶模様くろとりげあげはちょうもよう 
織田信長おだのぶなが所用
安土桃山時代・16世紀
東京国立博物館蔵
鈴木拡樹、若衆をよそお う。


重要文化財「振袖 白縮緬地衝立梅樹鷹模様」の複製きものを
鈴木拡樹さんに着ていただきました!

撮影協力:ハクビ京都きもの学院

※重要文化財「振袖 白縮緬地衝立梅樹鷹模様」の複製きものは、文化財活用センターにより制作されました。

鈴木拡樹さんスペシャルインタビュー
Part.2

Q:重要文化財「振袖 白縮緬地衝立梅樹鷹模様」の複製きものを実際に着ていただいた感想を教えてください。

袖を通してまず肌触りがとても良いと思いました。着付けていただいたあと姿見で見た時には、その鮮やかさに驚きました。撮っていただいた写真を見て、黒のなかに映える紫が心にぐっときました。引き込まれるような良い色合いです。

帯の位置が下め(時代考証によるもの)で、最初は違和感がありましたが、腰でしっかり締めると安定することに気付き、よく考えられているなぁと感心しました。

Q:鈴木さんは「刀剣乱舞」や「どろろ」を始め、舞台作品できものを着る役を多くご経験されていますが、きものを着て演技されるときに心がけていらっしゃることはありますか?

時代劇では、日常的にきもので過ごしているように見せるため、所作を気にしすぎて固くなってしまわないよう意識しています。エンタメ性が強い作品だと、時代背景を衣装で表現したりするものもあり、その場合は衣装を綺麗に見せることも心がけています。きもののなびき方や質感をどうすれば綺麗に見ていただけるのか考えて演じています。

着慣れているように見せるというのはとても難しいです。立って歩く、自然に座る、寝て起きる。当時の人は、普段からある程度着崩れないような所作を考えていたと思います。現代的な動きをするとすぐにはだけてしまうので、そうならないように所作を考えつつ、固さがでないようにしています。着る機会、着る時間の長さを増やしていくと馴染んでいくので、稽古中も稽古着として簡単なきものを着ていることもあります。きものが自分に馴染めば、きものを通して自分らしさが出てくるものだと考えています。